2012年2月23日木曜日

将棋の、大山康晴さんの棋譜を、 棋譜でーたべーすというところで、SWF将棋版って...

将棋の、大山康晴さんの棋譜を、

棋譜でーたべーすというところで、SWF将棋版っていう

駒が動くヤツを使ってみてるんですが、

コレはすごい、受けの好手だ、というのがわかりません。

プロの受けつぶしというのは、

それなりの棋力がないとわからないものなんでしょうか?

永瀬四段と里見香奈さんの対局のような、

あからさまな受けつぶしはわかるんですが・・・。

そういうのを見抜くポイントとかありますか?


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将棋の棋譜でーたべーす

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=9049



まずは第24期名人戦七番勝負第5局「大山康晴名人」vs「山田道美八段」の棋譜を並べていただきたい。

41手目の▲8五角が受けの好手です。飛車筋を遮断して▽8六銀▲同銀▽同飛を防いだ手だけど、これで受けつぶしというわけではありません。大山名人の受けは必ずしも受けつぶしを目的としたものでもないし、受けつぶしだけが受けの好手というわけでもないのです。この後、▽8四銀で▲5八角と追われますが、4七の金を▲4八金と引いて空いた4七の空間に▲4七角と転換します。そして6四銀の銀を▲6四飛と食いちぎって▲8三銀で8二の飛車を殺します。▲8五角は受け一方だったわけではなく、こういう反撃の筋も睨んだ一手だったのです。この将棋は終盤ぎりぎりのところで山田八段の猛攻を見切って、最後大山名人が山田玉を詰ませて大山名人の名人防衛となります。大山名人は受けの達人といわれていますが、いつもいつも受けまくっていたわけではないし、いつも受けつぶしで勝っていたわけでもありません。▲8五角の価値は、やはりある程度の棋力が無いと理解できないだろうと思います。見抜くポイントといっても説明は容易でない。将棋関連のブログを丹念に回って、そういう局面を紹介しているサイトを見つけた方が早いだろうと思います。↓のようなプロダクトもあります。



Amazon.co.jp: 勝又清和の将棋講座「大山の受け」全26回(将棋四週間DVD)囲碁・将棋チャンネル DVD2枚組 (4WeekDVD) 勝又清和 DVD



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大山さんの受け潰しで有名な6七金とかありますね。

http://www.geocities.jp/tengu0512/kenkyuu/tesuji/tesuji_05.htm



大山さんは、相手が攻める前に正確に受けてしまうのです。

攻めて来てから受けるだけではないのです。

攻めてくる前の受けは、どんな狙いを消したのか、

ある程度棋力がないと、意味がわからないでしょうね。

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